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明けの明星

男が1人
目を開けると周りはただ真っ白い世界で
ここは白塗りの部屋の中なのか、白い砂漠の真ん中なのか、
皆目検討がつかないわけだが、
それよりも彼の目を引いたのはその白い世界の地平線、というべきか、
遥か彼方か、1m程先なのかわからないが、前方に、
ただ1つ、赤いリンゴが宙に浮いており、ゆっくりと回転していた。

リンゴは星のように大きいようでもあり、掌に乗るようでもある、
とにかく、この白い世界では距離感がつかめず、
ただ1つあるリンゴの大きさすら、計り知ることができない。

リンゴは艶艶と光沢があり、新鮮で、赤々と光彩を放っている。

男は知っていた。あのリンゴは理想と才能の塊であり、皆のあこがれであることを。
そして輝きつづける為に多くの生命力を必要としていることを。

自分の身体は半分白い大地に埋まっていた。

おわり。





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